サーバーなしでウェブサイトを公開する: 静的ホスティング入門
驚くほど多くの人が、HTMLページを1枚配信するためだけに、VPSを借り、nginxをインストールし、TLS証明書と格闘しています。サイトがサーバー上でコードを実行しないなら、そのどれも必要ありません。その理由と、代わりに何をすべきかを説明します。
静的か動的か — 唯一重要な区別
動的サイトは、レスポンスを毎回計算します。コードを実行し、データベースに問い合わせ、ユーザーごとにコンテンツを生成する。自分で管理するサーバーが必要です。
静的サイトはファイルの集まりです。HTML、CSS、JavaScript、画像。サーバーの仕事はそれを渡すことだけ。ポートフォリオ、ランディングページ、ドキュメント、ブログ、デモ——インターネット上のページの大半は静的です。インタラクティブなページであっても、JavaScriptが動くのは訪問者のブラウザの中であって、サーバー上ではありません。
「サーバーなし」の本当の意味
もちろん、どこかのコンピューターがあなたのファイルを配信しています。ポイントは、それがあなたのものではないことです。借りる、パッチを当てる、監視する、ファイアウォールを設定するマシンが存在しない。静的ホスティングは、CDN、HTTPS、キャッシュを備えた配信の仕組みを一度だけきちんと構築し、あなたにはファイルをアップロードさせるだけです。
心配しなくてよくなること:
- セキュリティパッチ — あなたが更新すべきOSが存在しません。
- TLS証明書 — HTTPSはプラットフォームに標準で付いてきます。
- スケーリング — 静的ファイルは、小さなVPSなら潰れるようなアクセス集中にも耐えます。
- コスト — ファイル配信は非常に安く、たいてい無料です。
インフラゼロでデプロイする
hdply を使った最小の手順:
- メールアドレスで無料登録。
index.htmlをアップロード(またはエディタにコードを貼り付け)。- その瞬間に公開 — 自分専用の hdply.com アドレスがもらえ、HTTPSも付いてきます。
YAMLなし、CLIなし、Gitなし、ビルドなし。編集はブラウザ上で行い、保存と同時にデプロイされます。
本当にサーバーが必要になるとき
ユーザーアカウント、決済、データベース、サーバーサイドレンダリング——それは動的サイトの領域です。ただしその場合でも、静的なフロントエンドからAPIを呼ぶのが一般的なパターン。まず静的で始めて、機能が本当に必要としたときだけバックエンドを足しましょう。